2006年03月30日

Skywatchers (after eclipe)

日食を報じる現地と世界のメディア。

皆既日食は一種のお祭りみたいなもので、テレビではNHKやCNNでも直後からその模様が報道されているのを見た。また、ウェブサイトでも日食のニュースが数多く掲載されている。

個人的にポイントはふたつ。


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posted by 犬TV at 17:17 | Comment(1) | TrackBack(0) | 宇宙

2006年03月29日

ネットで日食! 見てスッキリ(PART 2)

Exploratoriumというサイトの特設ページ“Total Solar Eclipse: Live from Turkey in 2006”

Exploratoriumは、“the museum of science, art and human perception”とのこと。

eclipse21.jpg
18:28JST


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posted by 犬TV at 23:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 宇宙

日食 PART 1

LIVE! ECLIPSE 2006

結論:このサイトでは日食中継をまともに見ることができなかった。


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Open Source Audio

opensource_audio-header.gifGarageBand.com
beatmaka.com
15 Megs of Fame
Dance-Industries


このほか、Bonchicastさんとこを参考に見たCC関連の音楽アーカイブの数々。
archive.orgのOpen Source Audioも。

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posted by 犬TV at 00:50 | Comment(2) | TrackBack(0) | 聴く - netlabel, CC

2006年03月28日

リミックス・コンテストの作り方

Fort Minorの"Remember the Name"という曲のリミックス・コンテストが行われている。

Fort Minor Remix Contest

ccdj.gif告知とデータの配信&受付を行っているccMixter.orgは、クリエイティブ・コモンズのライセンス下でのリミックスを扱うコミュニティ・サイトだ。

コンテストは、クリエイティブ・コモンズとレコード会社のワーナー、そしてワーナーが関わるジョイントベンチャーだというマシン・ショップ・レコーディングスによって行われる。

アーティストは課題曲のボーカルトラックや音素材をccMixterから提供し、参加者はこれらを使ってリミックスを制作する。ただしボーカルトラックを使えば、他の素材は使わなくてもよい。提供されている音素材はクリエイティブ・コモンズのBY-NCとともに提供されている。このライセンスは、「原著作者のクレジット」と「非営利使用」の条件の下で、複製、頒布、展示、実演のほか、二次的著作物の作成も認めている。もちろんリミックスに使うその他の音源も、権利問題をクリアしていなくてはならない。なお、"Remember the Name"のオリジナルのアルバムバージョンはFort MinorのMySpaceで聞くことができる。

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日食を見る(予定)

日本時間の2006年3月29日(水)夕方から夜にかけて、久しぶりの好条件となる皆既日食が北アフリカを中心とした地域で見られます。残念ながら日本では皆既日食も部分日食も見られませんが、インターネット中継などで楽しむとよいでしょう。AstroArtsより)

てなわけで、LIVE! ECLIPSE 2006で皆既日食の中継の予定。日本時間で29日(水)18時から中継開始とのこと。嗚呼、現地で見たかった。
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2006年03月27日

「聞かせたい」人たちのGarageband.com

今や音楽を楽しむのにネットは不可欠なものとなり、ネットを通して音楽はますます生活の中に深く入り込んでいる。iTunesをはじめとする「商品としての音楽」の流通基盤が整備される一方で、音楽産業の枠に収まりきらない音、例えばアマチュア・ミュージシャンの作品を手軽に楽しめるのもネットの魅力のひとつだ。

アマチュア・ミュージシャンの作品を聞くなら、かつてはMP3.comがその総本山で、玉石混合さまざまな音楽家たちの発表の場として知られていた。だがCNETに買収されることで活動を停止し、同じドメインで再開した新しいMP3.comは、商業化された形態に変わっていたのだった。かつてのMP3.comについては、ウィキペディア「MP3.com」の項でも説明されている。

その後もアマチュア・ミュージシャンの発表の場となるサイトは多くあるようだが、かつてのMP3.comのような総本山としての存在はないようで、多数のサイトが乱立している。また日本にもその種のサイトは複数ある。そんな中で、上記ウィキペディアの記事でも触れられている、MP3.comの流れをくむサイトがGarageBand.comだ。

GarageBand.com

実はここ数日、GarageBand.comにかなりドップリとハマッていた。簡単に言ってしまえば、アマチュア・ミュージシャンの曲が大量にアップロードされているのだが、それをいろいろ聞いているうちにハマり込んでしまったのだった。

GarageBand.comの概要は、PodcastingとVideocastingに関するブログ:ポッドキャスト的生活「Bonchicast」での説明を読んでもらうとして……。

ポッドキャスト音楽 -Garageband.comはすげえよ- from ポッドキャスト的生活「Bonchicast」 2005/08/11

ユーザー登録から始まって(しないでも聞けるけど)、GarageBand.comの世界に入り込んでいくと、そこに数々の“ルール”があることがすぐにわかる。あくまでも“アマチュア”による音楽なので、基本的には受け手の「聞きたい」という思いよりも、送り手の「聞かせたい」という思いの方にニーズの重点がある。そのため、プロによる商品としての音楽(=「聞かせたい」よりも「聞きたい」の方に重点がある音楽)が流通している世界とは違った仕掛けが必要で、それがGarageband.com独自のルールを生み出すもとにあるようだ。

そんな仕組みを、ふと客観的に「よくできているなー」と感心しながらも、GarageBand.comの世界にハマり込んだここ数日間。具体的な仕掛けの数々については、あらためてまとめる機会があればまとめたいと思っています。
posted by 犬TV at 16:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 聴く

2006年03月22日

Myspaceでセクシー系ミュージシャンをキクぜ!

SNSとはいっても日本で言うmixiとかとはちょっとイメージが違うmyspace。その中で「音楽」が重要な要素のひとつになっていることは間違いない。

MYSPACE MUSICには、Top Artistsというページがある。そこではアーティストをMajor、Indie、Unsignedの2つにわけ、それぞれもっともページを見られたアーティストをランキングしているのだが……。

“Unsigned”がほぼすべてセクシー系で占められている……。

例えばTILA TEQUILAちゃんは、"I'm no girl next door Im the bitch down the street"と、自他共に認めるビッチ系。myspaceでは、“PLAYGIRL CENTRAL”と“808 HEAVEN”というデジタルでパンキッシュな2曲を流している。なんかよくわかんないけど、雰囲気的には、AV女優がパンクバンドやってるみたいなチェリールイ的な感じでしょうか。なんか違うか。むしろ冴島奈緒とか……AVの話はよくって→TILA TEQUILA嬢オフィシャルサイト
TilaTequila.jpg

あとHEAVYGRINDERっつー姉さんはDJだそうで、彼女のサイトでは、ノリノリ(!)なミックスを聞くこともできたり。
djheavygrinder.jpg

日本だと弱いというか、あまり開拓&追求されていないような気がするこの辺の層だが、MYSPACEではガッチリ支持されているようだ。まあそんな感じで、まだ見ぬ強豪よろしく海外のセクシー系ミュージシャンのサウンドを聞けるのも、インターネットの素晴らしさというか。

関連情報
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2006年03月21日

Cardamar Music

Cardamar Music

アンビエント。7つのミックスとか。
S. Zeilengaというアーティストの“Itinerary EP”(5曲)も聞いた。
posted by 犬TV at 00:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 聴く

2006年03月20日

NHK Podcast

NHKがポッドキャストに本格参入(ただし外国語限定) from スラッシュドットジャパン 2006/03/20
Anonymous Coward曰く、"NHKオンラインが3月16日からポッドキャストによる外国語ニュースの提供を開始した(ニュースリリース(PDF))。ラジオ国際放送のホームページでは、以前から

日本語・英語・アラビア語・イタリア語・インドネシア語・ウルドゥ語・スウェーデン語・スペイン語・スワヒリ語・タイ語・中国語・ドイツ語・ハングル・ビルマ語・ヒンディ語・フランス語・ベトナム語・ペルシャ語・ベンガル語・ポルトガル語・マレー語・ロシア語

の22ヶ国語のニュースをWindowsMedia・Real形式で提供していたが、Podcastingのページでは日本語を除く21カ国語のニュースを利用できる。更新頻度は、最も頻繁に更新されると思われる英語ニュースで1日8回。昨今の国際放送拡充をめぐる議論を受けた動きを思わせる一方で、日本語ニュースに対応していない点や紹介ページが英語版しか無い点は「民業圧迫」との批判を受けることを考慮したものと思われる。"
短波で日本語放送を行っている海外の放送局では、中国国際放送(北京放送)/China Radio International台湾国際放送/Radio Taiwan International韓国国際放送(ラジオ韓国)/ KBS World Radioイランイスラム共和国国際放送ラジオ日本語/IRIBが、インターネットで番組を聞けるようにしている。

参考:海外日本語放送スケジュール
posted by 犬TV at 22:01 | Comment(1) | TrackBack(1) | 放送 - 日本

2006年03月18日

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society

[ ビジュアル フラッシュ! ] バンダイビジュアル株式会社より
大ヒットを記録したTVアニメシリーズ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』、『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』。
本シリーズの完全オリジナル長編新作『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』(100分予定)の製作が決定しました。
アニメーション制作はプロダクション I.Gで、2006年夏に完成する予定です。

プロダクションI.G ■詳細はこちら



プレスリリース(PDF形式 from JASDAQインターネット開示システム)より
西暦2034年。難民蜂起事件から2年が経過していた。新人20名を増強した新生公安9課に新たな事件が舞い込んできた。梵の刺青を入れた13人のテロリストの連続自殺事件に絡む空港人質立て篭もり事件の鎮圧だ。結果、公安9課に追い詰められた立て篭もり犯は「傀儡廻(くぐつまわし)が来る」と言い残し自ら命を絶ってしまった。時を同じくして数々の難事件が同時に多発していく・・・その影に潜む超ウィザード級ハッカー「傀儡廻」の存在。
新生9課の前に次から次へと立ちはだかる難事件すべてが芸術的にリンクしていく。「傀儡廻」とは?バトーと素子は?「傀儡廻」と素子の関係は?すべての事件の犯人は?そして結末は?謎が謎を呼ぶSolid State Society。


タチコマは出てくるかな? “Solid State Society”を翻訳させたら「固体物理社会」と出てきたけど、Solid Stateは半導体(だったと思う)。そういえばYMOのアルバムに“Solid State Survivor”ってのがありましたな。


『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』 from 猫屋(私立犯罪精神研究所)
『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』 from 野良犬の塒
posted by 犬TV at 14:12 | Comment(1) | TrackBack(2) | 観る

Kawasaki SisterS

Welcome to the super cool homepage of the great super fun band, Kawasaki SisterS!

ページに掲載された写真となによりもその名前から、お嬢さん二人組みしかも姉妹であると思われるKAWASAKI SisterS。いろいろ検索しても誰なのかは結局よくわからずじまい。

サイトからふたりによる2曲の演奏+片一方のロングバージョン1曲をMP3でダウンロードできるわけだが、"Happy super cowboy dance - extended version"がウチではちょっぴりヘビーローテーション。

で、誰なんだ?
posted by 犬TV at 22:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 聴く

2006年03月16日

2006年03月15日

沖縄漫談 ブーテン 笑いの世界 VOL.1

butenCD.jpg

部屋に積み上げられたCDをガサガサやって見つけた『沖縄漫談 ブーテン 笑いの世界 VOL.1』(→Amazon.co.jp)。

歯科医でもあった小那覇舞天(本名:全孝)は、戦後沖縄の大衆芸能の象徴として知られている。貴重な彼の音源を集めたCDだ。リリースは2000年(メタカンパニー)。

検索するとなんと、ブーテン氏のドキュメンタリーが制作され、2月に東京でも放映されていたとのこと。知らなかった! なんとか見れないものか……

butenTV.jpg伝説の芸人ブーテン描く OTV制作「戦争を笑え」 from 琉球新報 2006/01/20
「芸人ブーテン」来月に全国放送 from 沖縄タイムス 2006/01/20
番組情報「戦争を笑え〜命ぬ御祝辞さびら!伝説の芸人ブーテン」 from ONTV JAPAN
幻の沖縄芸人、ブーテンとは? from ONTV JAPAN 2006/02/03
戦争を笑え〜命ぬ御祝辞さびら!伝説の芸人ブーテン from 北海道焚火生活 2006/02/17
テレ朝系列:「戦争を笑え 命ぬ御祝事さびら! 沖縄・伝説の芸人ブーテン」 from P-navi info 2006/02/11
財団法人民間放送教育協会※第20回民教協スペシャルは「戦争を笑え〜命ぬ御祝辞さびら!伝説の芸人ブーテン」 2月11日放送!

悲惨な戦争が終わり家族を失って沈みきった家に、ブーテン氏は「命(ぬち)ぬ御祝事(ぐすーじ)さびら(=命のお祝いをしましょう)」と押しかけ、だからこそ生き残った者たちは笑わなくては!と三弦をかきならしたという。なんと壮絶な話だ。

CDに収められたブーテン漫談は、沖縄クチで何を言っているかさっぱりわからない。だが、当時の空気を感じることはできる。解説によれば、ここまでディープな沖縄クチを日常で聞くことはもうないそうだ。

観客のなんとも楽しげな笑い声が入っている出し物もある。涙を誘う哀しい話もある。そして劇中歌として歌われる琉球のメロディ。写真で見るチョビチゲ+丸メガネのブーテン氏のなんとも言えぬ表情は、底知れぬ力強さを感じさせるのだった。

butenFACE.gif


大きな環−琉球関連名文集 ※「舞天随想 桜沢有理」はCDの解説文。
『沖縄漫談 ブーテン 笑いの世界 vol.2』 from Beats21
笑いの魂未来へ・小那覇舞天からのメッセージ from 沖縄タイムス 2000/10/03〜


関係ないが、これを書きながら横でMTV JAPANを流していたら自衛隊のかっこいいCMをやっていて、すげー残念な気持ちになった。別にMTV JAPANに何かを期待してるわけでもないけど、なんだかがっかりだね。
posted by 犬TV at 23:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 聴く

2006年03月14日

主張のアウトタスキング 〜キューバ編〜

「キューバ向秘密局」として紹介されていた“Radio Republica”

897_radiorepublica_s.jpg

ウェブサイトにはスペイン語で放送スケジュールと番組内容が簡単に紹介されているだけで、メールアドレス以外、所在地や放送主体についての記述がない。いかにも「秘密局」らしい。しかもこの秘密局、ライブでストリーミングを行っているとのことで早速つないでみた。

リンク先は数値のIPアドレスで、フォーマットはPLS。音質は良く回線も安定している。トーク主体の内容だが、オールスペイン語なので意味はわからない。だから、設立の経緯とか背景を放送内でどこまで言っているかもわかりません。

ふとプレイヤを見ると、局名に“WRMI - RADIO MAIAMI INTERNATIONAL: UNNAMED SERVER”との表示が。なんだこりゃ? と思い、秘密局の正体を探るべく捜索を開始したのだった。ヒマだから。

(以下、ヒマにまかせ調子づいて書いたらなんだか長文になってしまいました)


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posted by 犬TV at 00:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 放送 - 中南米

2006年03月13日

言葉と進化

生命40億年はるかな旅(8)ヒトがサルと別れた日より

草原の生活の中で人類は、さらに洗練された歩き方を身につけていきました。 器用な手を持つロプストス猿人から、100万年ほど後のさらに進化した人類の化石が、ケニア北部の湖のほとりから発見されました。

この頃の人類は、現代人とほぼ同じ様な姿勢で歩いていたと考えられています。アファール猿人が現れてから200万年以上たって、やっと現代人の直立2足歩行が完成したのです。 そして、体をまっすぐに立てることによって、画期的な進化が起こっていました。

言葉を話すことが出来る喉の構造です。

まだ少し前かがみになって歩いていたアファール猿人の喉は、声帯で作った音を反響させる喉の奥の部分が狭くなっています。これでは様々な音を出せず言葉を話すことはできません。しかし、体をまっすぐに立てると、音を反響させる空間が広くなります。

言葉を話すことが出来る喉の構造は、体をまっすぐに立てることによってはじめて可能に なったのです。



http://cyber.tokaigakuen-u.ac.jp/cosmos/century/seimei5.htm
http://www1.fctv.ne.jp/~ken-yao/Zinrui.htm
posted by 犬TV at 18:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 言葉

2006年03月12日

Resonance 104.4 fm, London

つづき

Resonance 104.4 fm

“London's first radio art station, brought to you by London Musicians' Collective.” とのこと。ライブ・ストリーミングを聞いたら、非常にゆるい、アットホームな雰囲気の放送だった。コマーシャルじゃなくてコミュニティって感じ。

ちなみに今現在、「キコキコ」ととか「キュー」、「プヒ〜」などの音で構成されたアバンギャルドなサウンドが30分以上流れている。ラジオで聞いたら電波障害とか思われるのではないだろうか。いつ終わるのか、まったく見当がつかない。そんな素敵な放送局。

resonancefm.gif
posted by 犬TV at 20:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 放送 - ヨーロッパ

Society Suckers

日曜の昼下がり。BGMはブレイクコアのミックス。Society Suckersによる“Society Suckers Second DJ Mix for Resonance FM, London”←MP3に直リンク。渋めの立ち上がりから、ビースティーズに特攻野郎そして早坂良恵まであらゆる音源を切り裂き、歪んだビートの上で再構築。怒涛の49分22秒。

Resonance 104.4 fm
BREAKCORE入門(via Hardcore Techno 入門
posted by 犬TV at 19:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 聴く

2006年03月11日

北朝鮮市民の1%が外国の放送を聞いている!?

特定失踪者問題調査会による「しおかぜ」は、北朝鮮に拉致されていると思われる被害者に向けて呼びかけるという特殊な放送だ。
主な内容は、失踪者から家族への手紙と失踪者公開リストの朗読からなる。手紙を通して聞く家族の思いは切なく、リストから失踪状況をあわせて読むと、拉致された際の被害者の恐怖が想像される。

北朝鮮では、一般の市民でも自由にラジオを聞けないことが知られており、受信機の周波数が固定されているといわれる。さらに、北朝鮮政府が存在を認めない拉致被害者は、行動を厳しく監視・制限されているはずだ。そんな状況の中で「しおかぜ」が拉致被害者の耳に届く可能性は、残念ながらとても低いといわざるをえないだろう。

「月刊短波」2006年3月号に「北朝鮮の短波人口」という記事があった。
Open Radio for North Koreaの発表によると、 319名の脱北者に北朝鮮での外国国ラジオ放送聴取の調査を行ったところ、 304名から有効回答を得た。それによると4.27%に当たる13名が北朝鮮に居た時に短波で外国の放送を受信しており、 11.2%に当たる34名が中波で受信していた。脱北者は外国の放送を聴く率が多いだろうという事を考慮しても、 北朝鮮の人民の1%は外国の放送を聴いていると推測され、その数は20万人にのぼる。 中国、ロシア等近隣の送信所から強力な電波が出ている事と、中国製の短波ラジオが多数持ち込まれていることもこれを後押ししている。 同局では咸鏡道の3都市で同局を受信しているリスナーが居る事を確認している
この記事のネタ元“DX Listening Digest 6028”は、「開かれた北韓放送(ORNK = Open Radio for North)」のエグゼクティブ・ディレクター河泰慶氏が書いた英文記事(The Daily NK 2006/02/05)を全文引用している。

海外からの放送を聞くことは違法であり、見つかったら処刑されかねない命をかけた行為のはずだ。推測の数字とはいえ、100人に1人にあたる約20万人がラジオを聞いていたとしたら、これはかなり多い割合といえるだろう。中国からの短波ラジオの流入が指摘されているが、かつてアメリカが北朝鮮に短波ラジオを大量に送り込もうと計画しているという報道もあり、この動きも無関係ではないだろう。

拉致被害者に向けて、助け出せないことを謝罪し身辺の安全を注意する「しおかぜ」の放送が、まずは人づてにも彼らに届き、少しでも早い帰国につながるよう祈らずにはいられない。

関連情報
posted by 犬TV at 23:36 | Comment(1) | TrackBack(0) | 放送 - アジア

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