2006年04月27日

クワイト入門

kwaitoBanner.gif

The Kwaito Generation

ボストンのラジオ局WBURで活動するドキュメンタリー制作ユニットInside Outによる、「クワイト」を扱った番組。制作ノートによると取材は2005年の3月に行われ、夏にWBURで放送された。約50分の番組は、オンラインですべて聞くことができる(形式はReal PlayerかWMP)。

クワイト(Kwaito)は南アフリカの黒人による都市音楽だ。アフリカ全土というか世界中の他の国のポップミュージックと同じように、クワイトもヒップホップの影響下にある。簡単に「クワイトは南アフリカのヒップホップ」と言ってしまっても間違いではないだろう。だがそれはクワイトの一面に過ぎず、むしろ様々なジャンルの音楽を取り込んだミクスチャ的要素の強いダンスミュージックといえる。個人的にはハウスの影響を強く受けているのが興味深い。またクワイトの誕生と発展は、アパルトヘイト廃止以降の社会状況とも深い関係があるようだ。

番組には多くのアーティストが登場する。なかでもZolaはもっとも成功した“クワイト・スター”だ。2006年アカデミー賞の最優秀外国語映画賞を受賞した『Tsotsi/ツォツィ』サウンドトラックでは、Zolaの曲が多数使われている。ただしこの映画、今のところ日本での上映予定はないみたい。


関連サイト(南アフリカ):
RAGE: South African Street Culture Online
※情報サイト。番組中ではスタッフがコメントしている。
YFM
※番組にも登場するラジオ局。ライブストリーミングも聞ける。
Ghetto Ruff Records
※番組に登場した多くのアーティストが所属するレーベル。

日本語情報:
SOUTH AFRICAN HIP HOP : KWAITO(FOREST BEAT / DESERT JAZZ: 2000/08/19)
南アフリカのポピュラーミュージック(ゆずランド【リアルタイム・アフリカ大陸縦断日記】)
アフリカはラップで抗議する(『ル・モンド・ディプロマティーク』日本語・電子版 2000/12)
アカデミー最優秀外国語映画賞作品『Tsotsi』は「チンピラ」という意(ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 2006/04/11)
posted by 犬TV at 02:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 聴く
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/17086902

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。