2006年05月02日

パレスチナのヒップホップ

slingshothiphop.jpgSLINGSHOT HIP HOP - the Palestinian lyrical front

パレスチナのラッパー達の姿を収めたドキュメンタリー。サイトでは予告編も公開されている。監督はパレスチナ系アメリカ人Jackie Salum。2006年完成予定とのこと。

この作品の制作を支援するためにリリースされたCD“Free the P”には、映像にも登場するイスラエルのアラブ系グループDAM(Da Arabian Mc's)や、ガザ地区のP.R.(Palestinian Rappers)のほか、アメリカのパレスチナ人グループThe PhilistinesIron Sheikなどが楽曲を提供している。サイトでは試聴も可能。


パレスチナの情勢は複雑で、ラッパー達を取り巻く状況も厳しい。下にリンクした記事では、彼らのメッセージに共感するはず?のティーンエイジャーたちが「イスラム教とパレスチナの戦いを冒涜している」としてラッパーを襲おうとする様子が書かれている。一方で、ラッパーの服装に眉をしかめながらも、彼らのメッセージに耳を傾ける人々もいる。イスラエルに住むパレスチナ人ラッパーは、自分達に「諜報機関を送り込め」という批判記事が新聞に載ったと語った。映像には女の子2人組のグループも登場、気合が入っている。

「金持ちや有名人になりたくて音楽をやっているんじゃない」「ラップは占領に抵抗するためのオレたちの手段だ。オレたちの武器なんだ」という彼らの衝動が、コマーシャルなラップに慣れた耳にはメチャクチャ新鮮に響く。

ラッパーのメッセージに視点は向きがちだが、トラック・メイキングとかも気になるところ。


関連情報っつーかネタ元(日本語):
パレスチナ・ラップ ─言葉のつぶてを投げて、抵抗する─(パレスチナ・ナビ 2005/10/28)
※元記事
 →Rap finds new voice in Gaza(Aljazeera.Net 2005/03/15)
 →The day rap music came to Gaza(Middle East Online 2005/09/15)
パレスチナから「スリングショット・ヒップホップ」!(P-navi info 2005/10/04)
※元記事
 →A wall as a faultline separating the haves and have-nots(Electronic Intifada 2005/06/28)
 →Where There's the Ghetto, There's Hip Hop(Electronic Intifada 2005/07/05)
「ラップはオレたちの抵抗の武器だ」パレスチナ人ラッパー(P-navi info 2005/07/17)
ラッパー(つつがある日 2005/09/13)
DAM(Music Forest 2006/04/21)

関連:
DAM(Da Arabian Mc's)のオフィシャルサイトからは、楽曲×7とビデオクリップ×1をダウンロードできる。
ArabRap Official Website
posted by 犬TV at 04:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 観る
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