2006年05月07日

放送→2.0?

フランス国立視聴覚研究所(INA)がネット公開した番組10万本の衝撃(B3 Annex 2006/05/03)
 →ソフトがタダになる時代(たけくまメモ 2006/05/05)
 →タダより儲かるものはない時代はくるか?(404 Blog Not Found 2006/05/06)
 →FIFTH EDITION(FIFTH EDITION 2006/05/05)
 →[memo]著作権、オープンソース、無形資産(DESIGN IT! w/LOVE 2006/05/06)

英国BBC放送のWeb2.0計画『クリエーティブ・ヒューチャー』の衝撃!!(FPN 2006/05/01)
 →BBCの「Creative Future」構想が意味するもの(B3 Annex 2006/05/03)

NHK番組のインターネット配信は2007年度にも全面解禁(スラッシュドットジャパン 2006/05/05)
NHK懇談会が中間報告 アーカイブスのネット公開(Kißlegg's blog 2006/04/22)
フジテレビの動画SNS「Watch Me!TV(ワッチミー・ティービー)」は成功するか?(ソーシャルネットワーキング.jp 2006/05/06)

Skype 2.5ベータ+SkypeCastプレビュー(Skype日本語ブログ 2006/05/03)
 →最大100人参加の会議通話ができるSkypecast発表(スラッシュドットジャパン 2006/05/04)


この手のサービスの成否の鍵は(……ってそんな話はあちこちでさんざんされているのだと思うけど)「公共性」にあるのではないかと思う。「公共」という言葉が意味するものをどうイメージするかということにも関わってくる。

制作者の権利は保護されるべきだし、企業や組織や個人の生活を維持するためには利益や報酬を生み出さなくてはならない。その一方で、自らの持つ資産を、顧客だけではなく「みんなのもの」として公に投げ出すことがなければ、情報サービスは成立しない。業種にもよるだろうが、多かれ少なかれそういう要素があるのではないだろうか。文化事業とか寄付とか地域貢献とかをしなくても、社会から利益や報酬を得ようとすれば、その主体は公共的な存在にならざるを得ない。

デジタルデータに変換された資産をインターネットというインフラを通じてリリースするとき、その情報にどのような制限をつけるか、つけないか。それによって実現された公共性をどのように利益に結び付けていくのか。昨今のウェブに関するなんやかんやを通して、利益だけでなく公共性だけでもなく、それらの相互作用によって成り立つモデルが模索されているのではないだろうか。


リンクの最後のSkypeCastは100人参加の会議通話。いろいろな使い方がありそうだ。役所や大企業の既得権を守りたい姿勢丸出しで放送と通信の融合云々の話が進んでいく一方で、個人レベルで100人ネット会議みたいなことができてしまう。その建前と現実の乖離はかなり致命的な気がする。
近そうで遠い「通信と放送の融合」の夜明け(森祐治・情報経済を読み解く 2005/12/02)


posted by 犬TV at 10:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 放送 - 総合
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