2006年05月13日

Acidmoon

acidmoon - cyberia [tisch40]

cyberia.jpg日本のネットレーベルmuraokoshi(村興し!?)からの最新リリースは、ハンブルグ在住のAcidmoonによる4曲。アブストラクトなビートと、「語り」のサンプリングがAcidmoonのトラックの特徴だ。

1. Kurchzzschluss
2. Malmig
3. Apfelzapp
4. Musonoised

“cyberia”の収録曲では、「語り」は断片化されエフェクト処理されて、曲のパーツとして効果的に使われている。一方、ドイツのネットレーベルTisch Recordsでリリースした6曲入りの“global entertainment”[tisch40] を聞くと、「語り」を切り刻むことなくオリジナルに近い形で使用することで、それがもともと持っていた意味やメッセージを強調しているようだ。っつっても誰が何を喋っているのか、僕にはほとんどわからないのだが。

tischep42_cover.jpg1. Bilal
2. Last Preacher
3. Priest of Burden
4. Bobo
5. Corruption
6. Keine Gnade

1曲だけ“5. Corruption”でサンプリングされている「語り」のネタ元がわかった。
インドの女性作家アルンダティ・ロイ(Arundhati Roy)による“How to Confront Empire”というスピーチ(和訳→帝国に対抗する)。ロイはグローバリズムに異議を唱える平和運動家として世界的に知られている。この曲と関係あるかはわからないけど、Acidmoonの国ドイツでは、ブッシュとビンラディンの考え方が同じだというロイの文をニュースに引用したキャスターが、反米主義者として強い非難を受け、謝罪するということがあったそうだ(→世界知性たちが話す「9-11テロとアフガン戦争」)。
参考リンク:「帝国を壊すために ―戦争と正義をめぐるエッセイ―」アルンダティ・ロイ(岩波新書)


tisch40.jpgAcidmoonが日本語の「語り」をサンプリングした曲が、“Asia Electro Crap”[TISCH42]というリリースに収録されている。1曲目、タイトルは“Yakuza”。どんな感じかは実際に聞いてみてほしい。ネタ元はわかりません。

1. Yakuza
2. Tricks and Guts
3. Katzenstress
4. Limes
5. Microloop


以上、Acidmoonさんでした。


追記:
muraokoshiのサイトにはクリエイティブコモンズ(BY)が表示&リンクされている。これが楽曲にも適用されるのかは、要確認で。
Tisch RecordsはBY-NC-NDみたい。ただし、“Asia Electro Crap”はリリース・リストにはあるけどリンクされていない。いろんな音ネタを使っているだけに、微妙な問題があるのかもしれない。


posted by 犬TV at 04:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 聴く - netlabel, CC
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