2006年05月22日

"Girl Fight!" Tigarah

2000年頃にブラジルでブレイクしてた(らしい)バイレファンキ。マイアミベース直伝のチープなトラックでクラウドを躍らせたり暴れさせたり交尾させたりしてきたこの音楽のエキスを、ガッツリ取り入れたスタイルで活動している日本人の女の子がいる。

TIGARAH official website

Tigarah.jpgJETSETのコメントには“M.I.A+パフィー”とあるけど、俺が思うに安室ちゃんから加藤ミリヤなんかに至るギャルな感じに通じるリアリティが、多くのリスナーに受け入れられている理由じゃないだろうか。HITOMIに通じる何かを感じないでもない。とか、既存のポップミュージックに例えて「〜っぽい」とTigarahを表現することにあまり意味がないと思いながらもそう書いてしまうのは、彼女の中に質の高いポップなセンスが隠されているような気がするからなのだが。

そのポップさと同時に、Tigarahの世界から発せられるメッセージにはポリティカルな要素が多分に含まれている。大学で政治学を学び、「政治家や外交官になるよりも、音楽を作ることの方が自分の考えや感情をうまく表現できる」という思いからトラックメイクを始めたというだけあって、毒抜きされたポップシンガーにはないトゲをいっぱいまとってる感じもまたいい。

まずはオフィシャルサイトやMySpaceで曲を聞いてほしい。さらにオフィシャルサイトでは、7曲分のアカペラトラックもダウンロード可能で、それを使った世界のリミキサーによる作品を聞くこともできる(→ここ)。クリエイティブ・コモンズとかそういうのはわかりません!

Tigarah / Girl Fight!


関連:
Tigarahインタビュー(特ダネStyle 2006/02/21)
Tigarah(ブログ)

バイレファンキについてはこちら:
bailefunkのご案内
バイレファンキ(JETSET 2005/05/01 text by 露骨KIT)
ファンキ・カリオカ(Funk Carioca)(ブラジル・サイト 2004/07/17)
posted by 犬TV at 18:34 | Comment(2) | TrackBack(0) | 聴く
この記事へのコメント
重いハルカリつーか。
案外聞いてしまうな。
自分がギャルじゃないのが残念なかんじ。
Posted by いやー at 2006年05月24日 23:55
重いハルカリ、なるほど。ラップのスキルでいえば決して上手くはないんだけど、それをヘタウマの方向に持っていくんじゃなくて、勢いで一点突破してる感じが清々しいんだよねー。多くのギャルに発見してほしいものです。
Posted by 犬TV at 2006年05月25日 00:42
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